天文 天体観測についてのページです


小さなころから星を見るのが好きで、初めて天体望遠鏡を手にしてから四半世紀を超えてしまいました。大学でも天文学を専攻しましたが、元来の「雨男」で観測機会に恵まれないだろうと、コンピュータによる太陽大気の数値シミュレーションをかじってきました。現在はその分野から離れていますが、1人でボーッと望遠鏡を覗いています。
このページでは、理屈抜きで夜空を楽しむ、軒先からのお手軽天体観測情報を提供していきたいと思います。
このページの内容についてのご質問等があれば、可能な範囲でお答えしますので、こちらをご利用ください。


夜空を楽しもう

1.星空を楽しむなら あった方が便利なグッズ

2.星座を見つけよう(夏編) 夏の星座を見つけるコツ

3.流星群を見てみよう

4.1999 日食観望報告 −ハンガリー バラトンフュレドにて −

間近になった天体イベント情報

2010年9月 2日半月(下弦)・8日新月・15日半月(上弦)・23日満月
11日 【金星・火星・スピカに月が接近】
このところ夕方の西の空では金星が−4.5等級と一際目立っているが、近くには、1.5等級の火星、おとめ座のα星で1等星のスピカも輝いている。
この日はさらに月が加わり、見事な眺めとなるでしょう。
この日の月は月齢3と細いため観望の妨げにはならないでしょう。しかし日没直後でまだ空が明るいので、1等級と言えども火星とスピカは見つけづらいかもしれません。視野が広めの双眼鏡があるといいでしょう。
22日 【中秋の名月】
旧暦で8月15日にあたる、この日の月を「中秋の名月」といい、月見をするのが習わしとなっています。
「中秋の名月」は必ずしも満月ではありません。今年も満月となるのは、翌23日です。これは決して珍しいことではなく、2006年から今年まで5年連続でズレが生じています(来年から3年間は「中秋の名月」と満月が一致します])。

しし座流星群観望報告(時刻は全てJST)

2001年11月18日深夜〜19日未明にかけて、ほぼ全国で流星がたくさん見られました。
私も岐阜の山中で出現を待っていました。一昨年のヨーロッパでの大出現ほどではなかったようですが、天候にも恵まれ、充分に満足できる観望となりました。18日19時ごろから、19日05時ごろまで見ていましたが、大きな出現ピークが3回ほど(19日02時40分ごろ・03時00分ごろ・03時24分ごろ)あったようです。
今回撮影した写真をご笑覧下さい。補正が適切にできていないかもしれません。いずれも、NikonAF18mmF2.8開放・コニカ センチュリア800を使用しガイド撮影しています。また輻射点付近(しし座頭部)が中心になるようトリミングしています。

19日03時24分26秒から4分露光 フィルム上では16個の流星が確認できます。

19日03時03分20秒から4分露光
輻射点がしし座の首のあたりにあることが分ると思います。
上は、19日01時43分55秒から4分露光
一番左の流星は、左のような痕を残しました(19日01時47分57秒から4分露光したフィルムの一部)。痕のそばの輝線は直後に出現した流星。
この痕は約30分ほど残っていたことがフィルムから確認できます。
上・左の写真とも同じ倍率にしてあります。



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