旅行 −淡墨桜−
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美濃に隠れ住んだ継体天皇が、この地の人々との別れを惜しんで植えたと言う伝説を持つ、樹齢1500余年の桜で、国の天然記念物に指定された一本桜です。つぼみのときにはピンク、満開時には桜色、そして散りぎわに淡い墨色に花の色が変わることから、「淡墨桜」と名付けられました。幾度となく枯死の危機に直面しながら、人々の努力によって甦ってきた「生命のいぶき」を感じました。
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入園情報
入 園 料 : 無料
開園時間 : 随時
花の見頃 : 例年4月12〜17日 (2005年は2週間程遅そうです)
交通
・名神高速 岐阜羽島IC−県道23号−国道157号−現地(約50km)
・東海北陸自動車道 関IC−国道418号−現地(約40km)
(駐車場300台 300円[多分桜の咲いているシーズン以外は無料だと思います])
・樽見鉄道 樽見駅下車−徒歩約15分−現地
参考情報
1.
現地への交通路は、国道157号または国道418号を利用するしかなく、さらに長良川を越えないと淡墨桜のある淡墨公園には行けません。桜の咲くシーズンには、その長良川を越える橋も1本に規制されます。つまり1つの橋に車が集中することになり、かなりの渋滞を覚悟しなければなりません。満開の時期の渋滞の回避策としては、(1)週末を避ける
(2)朝早く(午前8時ぐらいに)到着できるように出発する (3)夕方到着する が考えられます。
今回(1998/4/4)は、(2)の方法で行きました。それでも淡墨公園から帰ってくる車とすれちがいますし、駐車場もほぼ満車状態でした。夜はライトアップもされるようですから、夕方狙いもいいのでは?(ライトアップの時間については役場に確認してください)
2.
淡墨桜の周りは写真を撮る人であふれていますが、周囲に整備された芝生に寝ころがって眺めるのベストだと思います。ただ、そのまま寝ころがると枯れた芝生が服についてしまうので、レジャーシートなどを持参されることをお勧めします。
3.
周囲には売店や食堂・屋台がたくさんあります。おすすめは、アマゴの塩焼きです。生け簀のアマゴに串を打って炭火焼きしています。1匹500円ですが、小さいときにはもう1匹おまけしてくれます。たいてい行列ができていますから、待ってる間は香りだけで我慢しましょう。
4.
根尾村のある西濃地方は柿の産地として有名なのだからでしょうか、柿ピールを販売しています。コップ売りと、お土産用にビン入りがあります。実際に飲んだことはないのですが、柿渋の風味と苦みが不思議な味を演出しているそうです。
5.
すぐそばにはうすずみ温泉・四季彩館があり、温泉にも入れます(大人1000円)。8種類のお風呂があり、レストラン、ホテルもあります。
6.
根尾村は、1891年の濃尾地震でできた落差6mの断層で有名です。この断層を実際に見ることができる、地震断層観察館(入館料500円)も近くにあります。
7.
名古屋方面から行くのであれば、根尾村の南に接する谷汲村にある華厳寺の桜も訪れるのもいいのではないでしょうか。
8.
夏には、淡墨公園でサマーフェスティバルが開催されているようです。興味のある方は、本巣市HPをチェックしてください。
参考リンク
本巣市ホームページ
本巣市のホームページです。桜の時期には開花情報が提供されます。
マルチメディア 平成の風土記 岐阜
岐阜県図書館世界分布図センターが提供する、岐阜県内の市町村の情報を見ることできます。
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