旅行 − サウス・ポイント −


サウス・ポイントはハワイ島最南端であると同時にアメリカ最南端でもあるカ・ラエ岬一帯を言います。
ここはAD300年ごろポリネシアからの移住者が最初に上陸した場所であると言われている。

サウス・ポイント=カ・ラエ岬へは国道11号線を分岐し、サウス・ポイント・ロードを約11マイル(所用時間約30分)南下します。分岐点には小さな看板が出ていますからこれを目印にしましょう。
サウスポイントロードの国道11号線に近い2マイルほどは片側1車線で整備されていますが、そこから先は車1台分の幅が舗装されている程度の道路です。ただ舗装されていない路肩にかなりの余裕があるので、車のすれ違いは容易です。道路はほぼまっすぐで、民家がポツンポツンとあるぐらい、両側にはひたすら広大な牧場が続きます。トラブルがあっても救援を求めることが困難と思われるせいでしょうか、レンタカーの走行は保険対象外となっています。実際に走ってみると、慎重にドライブしている限り大丈夫だと思います。ただガソリンの残量だけは確かめておきましょう。
国道11号線の分岐点から20分ほど走ると、カマオアの風力発電所にたどりつきます。ウィンウィンという音と共に廻る発電タービンは何と三菱製!マウナ・ケア山頂に日本のすばる天文台も建設も三菱が担っているがこれも何かの縁だろうか。しかしハワイでは三菱の車はほとんど見ない。
不思議なことに牧場の牛たちは、この発電所のあたりを好んでいるのか、多くの牛が集まっていた。
発電所から数分進むとY字の分岐点が現れます。これを左に進むとグリーン・サンド・ビーチ方面へ行きます。カ・ラエ岬へはこの分岐点を右に進みます。すぐに行き止まりとなり、赤土がむきだしになった駐車スペースにたどりつきます。4WDなら岬の突端近くまで車で進むことも可能で、地元の人達はそこで釣りを楽しんでいます。ここでは大物を狙えるようで、岸壁には獲物を引き上げるための滑車台がいくつも作られています。特に整然と並んでいるように見えないので、多分個人的に設置したものばかりなのでしょう。

カ・ラエ岬の先端はこんな感じ

崖に作られた滑車台

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