旅行 − レインボー・フォールス−


ヒロ郊外を流れるワイルク川の上流にある高さ15mほどの滝。
運が良ければ、名前が示すよう滝にかかる虹を見ることができます。

レインボー・フォールスは、ヒロのダウンタウンから2マイル程度のところにあります。ダウンタウンから200号線を山側に進みます。ワイアヌエヌエ通りとサドル・ロードとの分岐を右(ワイアヌエヌエ通り)方向に進み、しばらくするとレインボー・フォールスへの案内看板が見つかるはずです。ここから右方向の細い道へ入ります(この道は一方通行)。すぐに駐車スペースと展望台があります。
虹がかかることで有名なこの滝も、太陽が出ていないとただの滝です。虹がかかるためにはいくつかの条件が必要でしょうが、太陽の方向が一番重要でしょう。つまり滝を見に行く時刻がポイントでしょう。滝を正面にある展望台から見るのであれば、午前9時半〜10時頃がベストではないでしょうか。もう少し遅い時間なら駐車場のあたりからきれいに見られると思います。しかし午後になると、滝と虹を一緒に見ることができないと思います。観光ツアーバスで訪れた場合は無理かも知れませんが、雲の流れを見て晴れ間が現れそうなら、少し粘って見た方がいいと思います。
ただここで注意したいのは、蚊が多いこと。木々の間にもひそんでいます。
駐車場にはトイレもあります。道路をはさんで駐車場の反対側には小さな売店があり、飲み物やスナック、お土産を売っています。

ボイリング・ポット
レインボー・フォールスを後にしてさらに山側へ進んで行くと、右手にヒロ病院があります。この周辺は道路の両側が駐車場になっており、道路を横断する人が多いので運転には気を付けて下さい。1マイルほど進んで右折すると(途中に案内看板があったはず)、駐車場があり、もう1つの観光ポイント、ボイリング・ポットに到着します。ここはワイルク川の急流で、水が沸き立つように逆巻いているはずだが、水量が少ないせいか、迫力が足りない感じでした。
ハワイの伝説では、レインボー・フォールスに月の女神ヒナが住んでいたそうです。この女神に横恋慕してイヤガラセをしていたのが、ボイリング・ポットに住む竜クナでした。ヒナの悲鳴を聞いたハワイ伝説上の半神半人の英雄マウイによって、このクナも退治されたとのこと。
ここにもトイレがありますが、レインボー・フォールスよりも蚊が多いようです。
レインボー・フォールスで虹が見られないときボイリング・ポットまで行って、その帰りにもう一度レインボー・フォールスに立ち寄ってみてはいかがでしょう。ヒナが微笑んでくれるかもしれません。

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