旅行 − アハラヌイ・パーク −


ハワイ島東南部の海岸は大半が岩場ですが、海岸に沿っていくつかの公園があります。アハラヌイ・パークもその1つですが、天然の温水プールがあり、地元の人が家族連れでやってきます。

アハラヌイ・パークは、樹林を切り開いて芝生を敷き詰めた程度の小さな公園です。これといった遊具もなく、ただのんびりするためだけの公園です。かつては売店もあったようですが、今は閉鎖されています。ここの目玉は、海とつながったマウナ・ケア池という天然プールです。
ハワイ島は火山島ですから、温泉があっても不思議はありません。しかし日本のように熱い温泉水が湧き出しているところはないようです。このアハラヌイ・パークでも、地熱で暖められた水がしみだしている感じの、Hot Springs ならぬ Warm Springs といったところでしょうか。マウナ・ケア池は、その温水と海水が混じりあい温水プールとなっています。水温は25〜30℃と比較的低いのですが、波もなく水もきれいです。水深は最も深いところでも2m以下(干満によって変化すると思われます)です。底は大半が岩になっていますが、ライフガード(9時半ごろからやってくるらしい)の監視台の前あたりは砂地になっています。
朝9時ごろから開放されるようですが、朝から子供連れでやってきて、だいたい30分〜1時間遊んで帰っていく人が多いようです。木陰も多く、ランチボックスにサンドイッチでも詰め込んでのんびり過ごすにはいいところだと思います。更衣室などは見当たらないので、車の中で着替えるなどして下さい。またシャワーもないようです。その代わり真水の出る蛇口が唐突に立っていますから、必要ならこれを利用しましょう。仮設トイレもあります。
↑ エメラルド色に見えるところの底が砂地
ヒロから約30マイル(所用時間約1時間)と、ちょっと距離があります。国道13号線を南下して、132号線と137号線の分岐では132号線に進みます。2マイルほど走ると左側に溶岩樹公園(Lava Tree State Park)がありますが、これを通り過ぎるとY字分岐にでます。ここを右(Pohoiki RD)に進みます。さらに5マイルほど進んでY字分岐を左に進んで、1マイルほど進めば到着します。海岸側に金網があり、路肩に車が何台も止まっているのが目印になるでしょう。山側には、赤土が向き出しになった駐車スペースがある(多分そうだと思うが・・)のですが、皆路肩に駐車しています。
↑ 一番奥から見たマウナ・ケア池 小さそうに見えるが幅20m奥行40mぐらいはある

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